浜松G-SIDEにて

きょうは浜松G-SIDEでライブ。

結論からいうと、とてもよかった。

あさ起きて、ムニャムニャごそごそしてらエフェクターを整理。

配置や配線を変えてみたり。

コレ、ライブ直前によくやるけど、事故のモトだ!アタマでもなくカラダが踏む場所を覚えてる。なのに直前にいじりたくなる。こうゆう機会がないとなかなか変えようとも思わないからかなぁ。

ほんの少しスマートになったエフェクターボードを抱え浜松へ!

リハーサルを終えて、一息つくために近くのカフェへ。浜松はオシャレなカフェやバーがあっていいね。カールスバーグがあったのでそれを頼んだ。以前からカールスバーグはサーモンに合うなぁ思っていたけど、イギリス行く前に経由したフィンランドで確信に変わった!

今日のイベントは浜松豊橋交流戦、G-SIDEとclubKNOTの共同企画でした。

いいバンドしかいなかったなぁ。おれとしては鏡トナリが新しいスタイルで活動してることがやっぱり嬉しいかな。新しいスタイルになると、あーだこーだ言われることもあるだろうし、ワタシはいいと思うけど、、みたいなこともあるかも知らんけど、そんな言葉はクソ以外だね。

今もやってるとゆうことが大事だと思う。今の若者は、とか、俺たちの頃はこうだったのに、とかゆうのと同じことだな。変化しながら寄り添って行く、適応する、変わらずやってるってことは成長の証だと思う。

以前お坊さんに、生きてるってことは川の中を泳いでるようなものだ、何もしなければ流されていく、その場にいるだけでも泳がなければいけない、って話をされたのを思い出した。

おれもとても気持ちよくいいライブできた。清水からの友達にも会えたし、新たにCD買ってくれた人もいたし。G-SIDEもこれからが楽しみだなぁ。店長さんはBEYOND HATEとゆうスゴイバンドの人。豊橋のハードコアシーンにもやっぱ本当に心を動かされてきたし、楽しい場所になってくれるといいな。

また浜松でもやれるとおもう。楽しみだなぁ。

楽しみっていいね。まだなーんにも決まってないのに想像しただけで楽しみなんて。

 

そんなこんなでベッドに入る。

覗いたら天国のイメージ

このブログができて3週間ほどになりますか。

このブログはいわゆるところの自己啓発的な内容ではもちろんないし、何か人々の不安を煽って壺を買わせるようなものでもないし、カリスマ主婦が家事あるあるを書き留めるものでもない。

これはいわば一人の人間が生活する部屋に監視カメラをつけて覗いているようなものだ。たぶん読んでいる、覗いている人たちの感想は、また何か言い始めたぞとか、要領の悪い奴だなあとかそんなところだろうか。

これはリバプールに向かう列車からみえた壁。とてもいい色をしていたので撮ってしまった。いかにもイギリス的!おれの印象だけど。。

とまあこんな具合に部屋の中(頭の中)では唐突になにか思い出して何の目的もなく動くこともある。〜>>>>>>>>>

 

そういえば何の目的もないといえば、よく”映画をみたり本を読んだり絵を見たりする経験が大事だよ”、って言う人がいるけど、おれは何を言ってるのかさっぱりわからかったんだよ。まあたまーに映画も本も見るけどそんなに好きではないし。
たくさん本読んでてエライぜ?とか、たくさん映画見ててオレの感性はホンモノを見抜くぜ?と言われているようにしか思えなかった。まあそれもたぶん少しはあるだろ。いやほとんどそうだけどな!

でも実際には本をたくさん読んでる奴がおもしろい話をできるわけじゃない。ダイナマイト体に巻いて銀行強盗する映画より、ダイナマイト体に巻いて銀行強盗して捕まったおじさんの話の方が面白い。いや、おれのふるさとにいたんだよ。マイトさんて呼ばれてた!(今何やってんだ?)
逆に話がおもしろい人が実はたくさん本を読んでた、ってことはあるけど。だから余計になぜそんなことを言うのか不思議だった。

未だにその意味はよくわからないけど、最近少し自分なりに見えてきた。それは”天国の絵を描いている”とゆうこと。天国のイメージになるとゆうことかな。

小さな頃、大人の秘密の引き出しを開けて、タバコってオトナな匂いだなあとか、飲み屋街では子供が寝たあと、大人はすっごい楽しいことしてんだな、ってのと同じように、天国にはこんな景色があるんだな、とかこんな音楽みたいな場所があるんだろうなってイメージが、今ここで見たり聞いたりするものから作られていくんだともう。Oasisでゆうところの”Champagne Supernova”、フェスでゆうところの橋の下音楽祭、谷川俊太郎の”朝”、ムーミン谷、ライブハウスの景色、みたいなものが。

子どもを鬼や地獄で脅かしてる場合じゃないな。

今日の覗き部屋はそのChampagne Supernovaでお別れ。

 

 

 

 

帰国後

帰ってきて友だちファミリーの家にお土産を届けながら、スーツケースを返しに行ってきた。

彼らはフランスで美容師をやってたほどだからヨーロッパは詳しくて、話が弾んだ。こうゆう時間も含めて行ってきて良かった。

そういえばそこに2歳の子がいるんだけど、何気ない会話でアタマが絶壁だって話してたら、そこにいる全員が絶壁だとゆうことが判明。おれは世の中の大半が絶壁だとおもうんだけどどうなのか?みんな頭の上に船越英一郎を乗せているんだな。

その子がすごくおれに懐いてくれる。数人の中から自分を選んでくれると、キラっと嬉しい気分になる。ディナーショーで氷川きよしに首飾りを貰って喜ぶオバちゃんたちはきっとこうゆう感じなんだな。少しわかった。

そんなハッピータイム。

そしてその後は音楽仲間のところへ。イギリスどうだった?的な話をあーだこーだ。これからの計画や、いろんな話をあーだこーだ。

そんな話をしながらふと思った。

初めの美容師の友だちもそうだけど、”お前のやりたいことなら全力でやればいいじゃないか、応援する、振り返るな”と言ってくれる友だちが自分にどれだけいるだろう、他の人たちにはどれだけいるだろうと。友だちとはいいものだなぁ。歳をとるにつれてどんどん孤独な世界で生き延びていかなければいけないけど、友だちとゆうものはやっぱりいいものだ。

話しながら思い返してみてもとてもいい時間だった。おれの好きなCamdenとゆう街はAmy Winehouseの住んでた街だったり。地下鉄で掛けられたちょっとしたひと言だったり、色んな記憶が。

何かしらのテーマを投げかけてまだ処理できてない。きっとこれからも育っていく記憶の断片。

あーだこーだを数時間繰り返して、ドリンクバーの品揃えに対する不満も消えてきた頃、ロンドンのオーガナイザーからメールが。”最高の時間をありがとう、次来るときは早めに連絡してくれれば最高のスロット(ブッキング的な意味)を用意して待ってるぞ!”と。

嬉しいなぁ。小さい子が寄ってきてくれるのも嬉しいけど。いやー決めれん。決めんくていいけど。

とにかく、少しずつ来週17日の浜松のライブに向けてアタマとカラダをシフトしていこう。

そんな感じでまた。