1日目、尼崎

関西より帰還しました。

思えばコトの発端は、神戸の盟友、フジモトさんから電話が来て、”エプ、今度尼崎来ぉへん?”と電話が来たこと。それまではロンドン以降新曲を作ったり、それをPCの中で作っていたりして、まったく現実なのか仮想なのかわからないところをフラついていたところをその電話で目を覚まされたのである。

パンをかじったままの様なモードのまま豊橋を発ち、結局ライブ直前まで寝ぼけ眼のまま、出演者がフロアで既に宴を始めている中、リハを終えた。

この尼崎とゆう街、すごいところだった。

皆んながイメージする尼崎。そのまま。

100円ショップの入り口の主力商品の棚が、オバちゃんがチャリに乗るときに顔に付けるサンバイザー。喫茶店で隣のオバちゃんが電話で、ちゃんと鍵閉めてな、と何度も何度も言ってる。メシの値段も破格。

きっと尼崎の人たちは尼崎が大好きか、大嫌いだ。たぶんほんとの故郷とはそんなものだろうな。そのどっちでもないところなんてあるのか。自分のことが大好きな気持ちと大嫌いな気持ちがあるようなものかな。

寝ぼけ眼と、尼崎感と、ライブ前からの演者のグルーヴ感で、核燃料積んだエンジンを備えたような気分でライブはスタート。

そんな状況のなかでも歌い始めたら、ふっと目は覚めるものなんだな。感覚を取り戻すような。その感覚ってゆうのはなんとも説明しがたい。なにかがピタッとその瞬間重なった時の強さのような、、よくわかんないな。

ライブ後は打ち上がって結局Miyazくんとラーメン屋のドアをこじ開けるように入って食べた後、藤本邸へ。とてもいい夜だった。

そして神戸編へと続く、、、

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